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| 2003.6.17 京都新聞 |
| 旧スミス記念堂を早期再建へ 「保存する会」9月にNPO法人化 |
| 昭和初期の和洋一体となった滋賀県彦根市の旧スミス記念堂を一刻も早く再建しようと、同市の市民団体「スミス記念堂を彦根に保存する会」(代表・筒井正夫滋賀大教授)はこのほど、名称を「特定非営利活動法人スミス会議」に変更した。組織をNPO法人化することで市内企業経営者らの協力を得やすくし、資金面や移転先問題に目途をつけたい、としている。
旧スミス記念堂は、彦根高商(現滋賀大経済学部)の英語教師も務めた日本聖公会彦根聖愛教会の米国人牧師パーシー・アルメリン・スミス氏(1876−1945)が1930年、彦根城の堀端に建設した。 木造平屋建て(56平方メートル)で、外観は寺院建築だが、内部は教会としての装飾がなされた和洋が混然一体となった珍しい建物。 96年9月、市道拡幅に伴いスミス記念堂の撤去が持ち上がり、同教会が県外売却を決定。筒井教授らは、彦根市民の誇りの歴史的建物として地元で残す保存運動に乗りだし、同教会から無償で建物を譲渡され、再建のために解体した。 現在、部材は湖岸の市施設に保管されているが、移転先も決まっていない状態。また木材も傷み、再建には約4000万円かかると見られるが、寄付金は約640万円しかない。 同会は「NPO法人認可は9月中を目標としているが、この再建運動をまちづくりや、国際交流へと広げ、大きな輪にしていきたい」としている。 |
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