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| 1997.5.9. 中日新聞 |
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今、彦根に新しい市民の風 〜守り活かす文化財、育て広げる市民運動〜 |
| スミス記念堂のこと 私たちの保存運動のこと 彦根のまちづくりのことを もっと もっと知っていただくために スミス記念堂保存のための市民フォーラム 5月11日(日)13:30〜 彦根市市民会館第2ホールにて 参加無料 「スミス記念堂」を残そう 11日に市民フォーラム 彦根の保存会 講演やコンサート 寄付金も呼び掛け 彦根市の和風建築様式教会「スミス記念堂」の保存運動を盛り上げるための市民フォーラムが十一日午後一時三十分から、彦根市民会館で開かれる。記念堂をいち早く学会で発表した建築家松波秀子さんの講演をはじめ、保存運動に協賛している有志によるピアノコンサートもある。フォーラムに合わせ「移築のためにはさらに二千万円余が必要」と寄付も呼び掛けている。 市は城町一丁目の市道拡幅計画地内に建っていた記念堂を撤去するよう所有者の日本聖公会彦根聖愛教会に打診。教会側は取り壊しを計画していたが、これを知った近くの滋賀大学経済学部の筒井正夫助教授らが昨年秋、「スミス記念堂を彦根に保存する会」を結成。全国的にも珍しい和風教会を後世に残すための移築資金集めに乗り出した。 協賛者のすそ野も広がり、保存に消極的だった市の態度も軟化。工事が記念堂近くに及ぶ直前、一時保管地として市から市有地の提供を受け、ことし一月に記念堂を解体、資材が無事搬入された。この間、百万円の大口寄付も含め、五月までに六百万円弱の寄付金が集まった。現在、会のメンバーは資金集めと並行して、移築のための用地探しに奔走している。 フォーラムでは、松波さんが昭和初期に建てられた記念堂の学術的価値を紹介。パネルディスカッションもあり、運動の中心メンバーらが国際交流の拠点としての活用を目指した今後の記念堂の利用法について討論する。また市内の音楽家寺村邦子さんがクラシック演奏を披露する。参加希望者は直接会場へ。無料。 フォーラムの開催へと運動はつづく |
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