1.井伊直弼銅像 金亀公園に井伊直弼の銅像が佇んでいる。直弼の銅像は、その遺徳を顕彰しようとする旧彦根藩士達によって、一つは横浜紅葉坂の掃部山公園に、今ひとつは彦根の尾末町に、開港50周年を記念して、明治42年・43年に相次いで建立された。その後両者とも太平洋戦争下に金属供出され、戦後開港100年を記念して再建された。 彦根市金亀町3番 (金亀児童公園内)
2.井伊直弼供養塔 井伊家ゆかりの天寧寺に直弼の供養塔がある。直弼が万延元年3月3日に桜田門外で暗殺されたあと、亡骸は井伊家の菩提寺である東京世田谷豪徳寺に葬られたが、その遺品は四斗樽に詰められ血染めの土とともに彦根に運ばれ、父直中が建立した天寧寺に埋設された。その上には宝篋印塔が建てられて直弼の菩提が弔らわれた。 彦根市里根町232番地 (天寧寺内)
5.井伊直憲の埋髪塚 井伊直弼の後継で彦根藩最後の藩主井伊直憲の埋髪塚はかつて城内にあったが、明治35年旧佐和山神社参道脇に移され、さらに平成15年井伊神社参道の登り口に移設された。全長5mのこの塔を仰ぎ見て、弱冠13才で藩主となり、勤王倒幕に至る藩論の統一、維新後の彦根の発展に尽くした直憲の功績が改めて偲ばれる。 彦根市古沢町1112番地 (井伊神社内)
21.旧本町郵便局舎(立入不可) 本町郵便局は明治14年に開局した、彦根市で最初の郵便局。現在の局舎の北隣に大正期に建てられた2代目の建物が残る。外観は大正期に流行したセセッションの造形を巧みに用いる。タイル張りの仕上げも当時は斬新な手法だったはず。室内意匠も充実しており、また保存状態もよく、古き良き特定郵便局の様子を伝える。 彦根市本町1丁目3番36号
31.スミス記念堂 昭和6年、アメリカ人牧師(日本聖公会彦根聖愛教会)であり彦根高等商業学校(現滋賀大学経済学部)の英語教師だったパーシーA・スミス氏が、両親への祈念と日米両国の交流を願い、彦根の宮大工、宮川庄助氏と協力して建てた和風礼拝堂。 彦根城の意匠を取り入れた寺院風の外観と、十字架やブドウ、ハトなどキリスト教ゆかりの文様や松竹梅など純和風の文様などが施されている。昭和初期の和風礼拝堂は全国的にも珍しく建築史的にも稀有。 記念堂は平成8年、道路の拡幅工事により取り壊しの運命にあったが、市民の保存活動により解体保存され、平成19年(2007)3月再築竣工。美しい姿を蘇らせた。 解体・再築費用は全て善意の募金により賄われ、現在も募金は続いている。 問い合わせ NPO法人スミス会議 0749-24-8781 ●平成8年、 移築保存のため解体・保管。 ●平成19年3月25日、再築竣工。 ●平成19年9月21日、国の登録有形文化財となる。